明石市の住みやすさを徹底調査！物件売買のためのお役立ち情報

兵庫県明石市といえば「子午線のまち」と呼ばれる場所です。
日本標準時の基準である東経135度の経線が通っていることを、学校で習った覚えがあるのではないでしょうか。
そんな明石市で物件売買を検討している方は、明石市の住みやすさがどのくらいなのか情報収集したいと考えるはずです。
そこで今回は、物件売買を検討している方のために、明石市の住みやすさ情報を徹底的に調査してシェアさせていただきます。

明石市の住みやすさを支える4つの周辺環境

面積が49.42㎢、人口が約29万人で、県内の41ある市町村の中で8番目に面積が小さい都市です。
観光名所が多く点在し、瀬戸内海とその先にある淡路島があるため、人口が5番目に多い見所満載の場所になっています。
そんな明石市の住みやすさを支える周辺環境についてご説明します。

待機児童ゼロ運動

明石市では待機児童をゼロにするために、保育所の数を増やしています。
受け入れ枠は30年度に2,000人まで拡充し、8,400人に増やすと発表したのです。
そのために保育所を24施設増やしたり、駐車スペースを整備して確保したりしました。
今では保育者が園児を車で送った場合、そのまま駐車して電車に乗るのをスムーズする方式をおこなっており、周辺環境が非常に便利です。
また、明石駅から児童を保育所に届ける送迎バスまで運行しているので、保育の支援があつい都市になっています。

家賃相場が約5万円

明石市の家賃相場は約5万円です。
間取りによって多少の誤差はありますが、それでも高くて6万円なので安い値段になっています。
家賃相場の詳細は1LDKで6.35万円、2Kまたは2DKで5.15万円、2LDKで6.30万円です。
駅周辺と明石市全体を比較してもあまり変わらず、駅周辺が5/60万円で、明石市全体が5.90万円になっています。

セキュリティに気を付ければ治安が良い

兵庫県警が発表している明石市のデータを見ると、自転車盗難が圧倒的に多いです。
自転車盗難は令和元年10月末だと462件、令和2年10月末だと234件、最新の令和3年6月末だと118件になっています。
このことから自転車盗難の件数が減少しているので、兵庫県内では比較的安全な都市に改善されているといえるでしょう。
他に目立つ犯罪は令和3年6月末でオートバイ盗難15件、車上ねらい25件などの車関係が多いため、セキュリティに力を入れるのをおすすめします。

大型の商業施設　パピオス明石

明石駅の周辺には大型の商業施設があります。
とくに「パピオス明石」は6階あり、こども広場、図書館、飲食などたくさんの施設があって暮らしに便利です。
イベントも定期的におこなわれ、アンパンマンショーやご当地アイドルが明石市を盛り上げてくれます。

パピオス明石の基本情報

●所在地：明石市大明石町一丁目6番1号
●営業時間：9時～21時（時各階の施設ごとにバラバラなので要確認）
●定休日：年中無休（各階の施設ごとにバラバラなので要確認）
●アクセス方法：JR神戸線明石駅から徒歩約5分
●駐車場：地下駐車場あり（イベントなどで混雑する場合は周辺の有料駐車場・駐輪場を利用）

結婚・育児に関する施設が充実

市役所は明石駅から徒歩15分で到着する距離なので、結婚・育児で手続きが必要になるときは便利です。
区役所・市役所・役場は12か所もあり、自動車やバスによる交通の利便性があります。
明石市内認可保育施設は115か所もあり、共働きして子どもを預けることができて安心です。
病院数やクリニックは366件あるので、急に体調が悪くなっても心強いでしょう。

明石市の住みやすさの特徴といえば魚の棚商店街

地元で愛されている魚の棚商店街です。
魚の棚を地元では「うおんたな」または「うぉんたな」という愛称で親しまれています。
明石駅から徒歩5分の近さで、お店が100店舗ほどならぶ賑やかで活気ある商店街です。
外食を控えている方のために、現在は出前サービスを実施しています。
行って楽しい、届いて嬉しい魚の棚商店街のグルメが勢ぞろいです。
そのなかでもおすすめな店舗を3つご紹介します。

三ツ星蒲鉾

白い看板に大きな赤いタコのオブジェがあるお店です。
初めて来店する方でも、オブジェが目立つので迷うことはないでしょう。
店名にもなっている蒲鉾（かまぼこ）はもちろんのこと、タコの天ぷらや丸上げを売っている老舗の天ぷら屋になります。
商店街を食べ歩きにするにはちょうどいいサイズです。
他にも穴子一匹巻、タコわさ、タコキムチなどが売っているので、ごはんのおかずにしてみてはいかがでしょうか。

三ツ星蒲鉾の基本情報

●所在地：明石市石本町1丁目1-11魚の棚内
●営業時間：8時～18時
●定休日：不定休
●アクセス方法：JR神戸線明石駅から徒歩約5分
●駐車場：あり（800台まで）

明石みつぼし

新鮮な明石だこや、活鯛、穴子が食べられるお店です。
2階には個室座敷がありつつ宴会にも使えます。
落ち着いた食事をしたいのであれば1階で、賑やかな食事をしたいのであれば2階がおすすめです。
いろいろなタコ料理が楽しめるので、タコ好きにはたまらないでしょう。

明石みつぼしの基本情報

●所在地：明石市石本町1丁目2-4
●営業時間：11時30分～15時、17時～21時
●定休日：日曜日
●アクセス方法：JR神戸線明石駅から徒歩約3分
●駐車場：なし

よこ井

明石焼きが食べられるお店です。
明石焼きとは明石市の郷土料理のことで、形はたこ焼きに似ています。
たこ焼きよりも卵を多く使用していて、具はタコだけ使用する特徴です。
昔ながらの食べ方で、冷えた昆布だしに付けて食べるのがスタイルになっています。
名前は明石焼きですが、店の前の看板にはわかりやすいように「玉子焼」と書いているので目印にしましょう。

よこ井の基本情報

●所在地：明石市石本町1丁目1-13
●営業時間：10時～17時
●定休日：木曜日、祝日の場合は営業（年始休）
●アクセス方法：JR神戸線明石駅から徒歩約5分
●駐車場：なし

明石市の住みやすさの理由がわかる地価の上昇

国土交通省の発表によると、明石市の地価が上昇傾向にあるようです。
地価が上昇しているのは駅周辺が多く、駅から遠いエリアはそこまで上がっていません。
なぜ地価が上昇したのでしょうか。
考えられる要因を2つご紹介します。

金利の低下

金利の低下によって地価が上がったと考えられます。
2013年4月、日銀が導入した金融緩和策である異次元金融緩和がおこなわれたことで地価が変動しました。
長期化したデフレによって、止まったGDPを改善するためにおこなわれたのがきっかけです。
アベノミクスでインフレ2％を目標にして、世の中のお金を80兆円増やしたり、マイナス金利の状況にしたり、最終的に上場投資信託の買い入れを年6兆円に倍増しました。
これによって物件の購入の際に月々の返済額は変わらずに金利が下がるので、高くても物件を購入する人が増えて地価が上がったのです。

人口が増加している

人口が増加していることによって地価が上がったと考えられます。
総務省のデータによると、明石市は年々人口が増えている傾向があり、その詳細は引っ越ししている人が増えているからです。
駅周辺の商業施設の充実さや、神戸市に行けるアクセスの利便性によって人気が集中しています。
とくに若い世代の引っ越しが多いため、通勤する学生や夫婦のために賃貸物件の需要が増えているのです。

まとめ

明石市の住みやすさは家賃相場の安さや治安の良さ、施設がある利便性で人気ということがわかりました。
とくに治安でもっとも多かった自転車盗難は年々減少しているので、これから住む方にとっても安心な情報です。
他にも魚の棚商店街は100店舗以上あるので、行くだけでも心がわくわくすることでしょう。
全店舗を巡って制覇したり、自分だけのおいしい店ランキングを決めたり、いろいろな楽しみ方があります。
地価は上昇している傾向なので、物件売買するにはチャンスです。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。