不動産売却をするためにリノベーションをお考えの方は、リノベーションする前に不動産が売れない原因を把握しましょう。
中古物件は、リノベーションしたからといってすぐに売却できるとは限りません。
ですので、不必要なリノベーションにお金を使う前にまずは売却するためのポイントと対策を知ってください。
この記事では、リノベーション物件が売れない理由と売却する際のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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リノベーション物件が売れないのには、主に3つの理由があります。
この理由を知らずにリノベーションをしてしまうと、お金を無駄にしてしまうので注意が必要です。
それぞれ解説していくのでみていきましょう。
築年数が古い
リノベーション物件が売れない1つの目の原因として、築年数が古いという点があげられます。
中古の物件を購入する方は、内装や外装の見た目はもちろん、建物の築年数にも着目しているので、たとえ見た目が気に入ったとしても、築年数が古い物件だとなかなか購入につながりません。
築年数の古い物件は、建物としての価値は非常に低くなってしまいますし、「購入後に壊れてしまうのでは」と考える方がいるので売れにくくなるのです。
とくに木造造りの建物は、築年数が20年を超えてくると建物としての価値はほとんどなくなってしまうので、リノベーションしても売れづらいといえるでしょう。
ですので、売却する際は建物の築年数を知り、リノベーションをすべきか判断してからおこなうようにしてください。
中古物件の購入者はリノベーション前提で購入している
中古物件を購入する方は、自分でリフォームやリノベーションをしたいと考えているので、すでにリノベーションされた物件は購入の対象から外れてしまうことがあるのです。
購入者のなかには、リノベーション済みの物件を探している方もいますが、中古物件を探している方の多くは、自分の好みに合わせてリノベーションしたいと考えています。
ですので、リノベーションをすれば必ずしも物件が売れやすくなるということはありません。
また、リノベーションされた物件は、購入価格が比較的高くなるので、そういった点でも購入の対象から外れてしまいます。
リノベーションの好みが合わない
リノベーションをおこない売りに出しても、そのデザインや機能性が購入者の好みと合わなければ当然ですが購入にはつながりません。
購入者にとって魅力的な物件にしようとリノベーションをする方もいますが、かえってそのリノベーションが売れない原因になることがあります。
とくに、機能性に特化したものや、デザインに特化したリノベーションは、エッジが効きすぎて一般の方の感性に合わないことがあります。
また、購入者にはひとり暮らしの方から家庭を持っている方までいるので、リノベーションで特徴的な物件にしてしまうと、対象となる方が減ってしまうのです。
このようにリノベーションをおこなってもその方向性が間違っていれば、物件の売却は難しくなります。
リノベーション物件を売却するための対策
リノベーション物件は、売れにく場合が多いですが、しっかり対策をすれば売却できるので適切な対策をおこないましょう。
リノベーションでこだわりを出さない
リノベーションをおこなう際によくあるのが、自分のこだわりをリノベーションに反映させてしまうことです。
自分がこだわってリノベーションをおこなったとしても、購入者から良い反応が得られるとは限らないので注意してください。
とくに、ひとり暮らしと家庭を持っている方とでは、生活のスタイルなども異なるので、偏ったリノベーションをしてしまうと購入してくれる方が減ってしまいます。
ですので、リノベーションをおこなう際は、自分のこだわりを抑えて幅広い層に魅力的と思ってもらえるリノベーションを心がけてください。
また、自分では良いプランが思い浮かばない方は、不動産会社に相談することで客観的なアドバイスをもらえるのでぜひ試してみてください。
大きな傷や汚れがある点をリノベーションする
当たり前ですが、建物に大きな傷や汚れがあっては誰も購入したいとは思いません。
ですので、リノベーションをする際は、そういった点を重点的にキレイにしましょう。
築年数なども重要視されますが、まずは見た目が重要となるので、内覧にきた方が魅力的だと思えるように見た目からキレイにしてください。
これであれば、リノベーションに費用をかけることができない方でもできるので、オススメの方法です。
リノベーション物件を売るためのポイント
リノベーション物件を高値で売却するには、大きく分けて4つのポイントがあります。
それぞれ、アプローチの仕方が違うので解説していきます。
リノベーションを成功させる
当然ですがリノベーションをおこない、より魅力的な物件になれば購入者はその物件を購入したいと考えます。
とくに、築年数が古いと水回りや設備関係が老朽化するので、そういった箇所をリノベーションすることで魅力の高い物件と判断され高値で購入されやすくなります。
リノベーションは、自分が満足するためではなく、購入者にとって魅力的な物件にするためにおこなうので、相手の立場にたってリノベーションをおこなうようにしてください。
また、中古物件を探している方は、機能性やキレイさよりも価格の面を気にしている場合が多いので、過度なリノベーションを避けることもおすすめです。
家具や家電をつける
リノベーション物件を高く売却するには、家具や家電をつけておくのも効果的な方法です。
リノベーションをおこなった物件は、工事費用がかかるのでどうしても売却価格が高くなってしまいます。
しかし、家具や家電をつけておくことでお得感が出るので、多少価格が高くても高値で売れやすくなるのです。
とくに、エアコンや水回りの設備は生活に欠かせないので、購入者から非常に喜ばれます。
安心して任せることができる不動産会社に依頼をする
物件を高値で売却するには、適切な不動産会社選びが必須となります。
その地域に精通している不動産会社を選ぶことで、より適切な販売戦略を計画することもできます。
また、買い手にとって魅力的な提案をするためには地域の情報などに詳しいことも重要です。
他にも「丁寧に説明してくれる」「親身に相談に乗ってくれる」など安心して売却を任せることができる不動産会社を選びましょう。
リノベーションプランをつけて売却
物件を事前にリノベーションして売却するのではなく、売却時にセットプランとして売却すると高値で売却することができます。
内覧にきた方に対して、リノベーションしてほしい箇所をヒアリングして、その方が購入してくれたときにリノベーションをおこなうのです。
実際に、内覧をしてもらってリノベーション箇所を指示してもらえるので、的確なリノベーションをおこなうことができます。
また、リノベーションのプランを複数作っておくことで、購入者の考える手間を省けるので、物件の早期売却にもつながります。
この方法で売却を行えば、リノベーションで失敗することもありませんし、先行投資によるリスクをなくすことができるので、非常にオススメの方法です。
まとめ
リノベーション物件が売れない理由と売却する際のポイントをご紹介しました。
売れにくい物件と言われるリノベーション住宅ですが、しっかりと対策をすれば売却することは可能です。
物件を高値で売却するためにも、今回ご紹介した方法をもとにリノベーションをおこない、売却をおこなってください。
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