家を売却する際に太陽光発電があると、通常の家よりも高く売却できそうですよね?
ただ、実際にどのくらい高く売却できるのか?また通常の住宅を売却する場合と同じ売却方法で良いのか気になる方も多いと思います。
この記事では、太陽光発電の付いた家を売却する方法と高く売るコツについて解説していくので、家の売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら太陽光発電付きの家は高く売却できる?
まず、太陽光発電の家が高く売却できるのか気になる方も多いと思います。
ここでは太陽光発電付きの家は高く売却できるのか、またその売却タイミングについてご紹介していきます。
設置から10年間は高く売却できる
太陽光発電付きの家は、設置から10年未満であれば通常の家よりも高く売却することができます。
これは、太陽光で発電した電気を買い取る制度FIT(固定価格買取制度)の適用期間が影響しているからです。
FITは、太陽光の設置から10年間適用されるようになっており、その権利は期間中であれば売却しても引き継がれます。
そのため、設置から10年未満の家が高く売却できるのです。
ただ、10kW以上の太陽光発電が設置されている家に関しては、FITの期間が20年となっているので、その場合は20年間のあいだ高値で売却することができます。
ですので、売却する際は太陽光発電機の容量などを確認して、売却する際の材料として提示しましょう。
メーカー保証期間
太陽光発電をする設備(ソーラーパネルなど)のメーカー保証が10年間となっていることが多いので、この観点でも10年間は高く売却できると言えます。
設備に関する保証が受けられるのであれば、修理費用がかかっても少額で済むので購入者にとっても大きなメリットとなり売却価格が上昇します。
そのため、売却する際はメーカー保証の期間にも注目してください。
蓄電池があるとさらに高く売却できる
太陽光発電とあわせて蓄電池があるとより高い価格で売却することができます。
蓄電池は、環境面や緊急時(災害など)に有用なので価値が上昇しており、太陽光発電と同じくらい蓄電池の需要が高まっています。
とくに、近年は地震や豪雨で停電になることも増えているので、売却時に蓄電池をセットで売却することで有利に売却を進めることが可能です。
太陽光発電付きの家を売却する方法
続いて太陽光発電付きの家を売却する方法をご紹介していきます。
売却時に必ずしなければいけない手続きもご紹介するので、しっかりと把握しておいてください。
太陽光発電を残したまま売却する
太陽光発電付きの家を売却する方法としては、家ごと太陽光発電を売却するのが一般的な方法です。
設置から10年以上経つと、太陽光発電としての付加価値は無くなってしまいますが、節電や災害時の備えとして太陽光発電付きの家を購入する方はたくさんいます。
そのため、家ごと売却した場合でも比較的すぐに売却することができます。
また、太陽光発電を撤去したり修理したりすることがないので、工事費用と手間を省いて売却可能です。
工事期間も発生しないため、費用を抑えてすぐに売却したい方にオススメの売却方法となっています。
太陽光発電を解体して売却する
太陽光発電が設置から10年以上経っている場合は、解体してから売却するという方法もあります。
10年以上経った太陽光発電は、売電による収入よりも維持費の方がかかるケースもあるので、設備の劣化状況をみて解体するか検討しなければいけません。
ただ、太陽光発電がついていた方が購入者が見つかりやすい場合もあるので、不動産会社とどうやって売却するか相談して決めるようにしてください。
また、太陽光発電を売却する際は、撤去費用で20〜30万円かかるので覚えておきましょう。
太陽光発電を新居に移設して売却する
家を売却する際は、新居に太陽光発電を移設して家だけを売却するという方法もあります。
太陽光の設置から間もない場合などは、新居に移設してから再利用するのも良いでしょう。
ただ、さまざまな観点から見たときデメリットの方が多いのであまりオススメはできません。
太陽光発電を取り外した場合は、メーカー保証の対象外となるケースがあり、電力会社への手続きなど非常に手間がかかります。
また、移設するための費用として100万円ほどかかるので、新居で新しく太陽光発電機を購入するのがオススメです。
名義変更などの手続きが必要
太陽光発電機付きの家を売却する際は、名義変更などの手続きが必要になります。
たとえば、売電契約の名義変更などをしていなければ、売電した際の収入が購入者ではなく自分に入り続けたりするので、売却前に手続きを済ませておかなければいけません。
さらに、国や自治体の補助を受けて太陽光発電を購入した方は、補助金の返還手続きなどが発生するので、事前に対象となるか確認しておきましょう。
太陽光発電付きの家を高く売却するコツとは?
ここからは、太陽光発電付きの家を高く売却するコツについてご紹介していきます。
設置から10年経つまでに売却する
家の売却を検討している方は、太陽光発電機の設置から10年経つまでに売却することで高値で売却できます。
FIT(固定価格買取制度)の期間中であれば、売電による固定収入を得られるので、値段が多少高くでも売却が可能となっています。
また、設置から10年以内に売却した場合は、メーカー保証の期間も残っている場合が多いので、メーカー保証とあわせて売却することでより高く売却できるでしょう。
ただ、売却する際は補助金の返還などが発生することもあるので、そういったことを頭に入れておいてください。
家を高値で売却できても、補助金の返還などでマイナスになってしまっては意味がないので、不動産会社と相談してうまく売却しましょう。
蓄電池とあわせて売却
蓄電池がある方は、太陽光発電と一緒に売却しましょう。
蓄電池は、非常に高額な商品ですが太陽光発電機とセットで売却すると高値で売却できるので、蓄電池がある方はセールスポイントとしてアピールしてから売却してください。
発電データを提示する
太陽光発電の発電データを提示するのも家を高く売却するためのコツです。
太陽光発電による発電量が豊富な場合は、売却時のプラスポイントになるので積極的に提示していきましょう。
維持にかかる費用よりも発電量が多い場合は、10年以上経った太陽光発電機でも高く買い取ってもらえるので、発電量が豊富な場合はデータを提示して売却交渉をしてください。
たた、発電量が少ない場合は、マイナスポイントなので積極的な提示は避けましょう。
売却力のある不動産会社に売却を依頼する
家を売却する際は、不動産会社選びも重要になります。
せっかく太陽光発電がついている家でも、不動産会社がうまくセールスできなければ付加価値を付けて売却できずに終わってしまいます。
そうなると高値で売却することも難しくなるので、そういった点をうまくセールスできる不動産会社を選ぶようにしてください。
まとめ
太陽光発電付きの家を売却する方法と、高く売るコツについてご紹介しました。
売却時に太陽光発電をうまくアピールできれば、家を高く売却できるのでアピールできるポイントをしっかりと提示してから売却しましょう。
また、家の売却時期によっては補助金の返還などが発生するので、そういった点も把握してうえで売却を行なってください。
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