家を売却するときは購入希望者に実際の家を見てもらい、購入するか否かが決まります。
内覧は売却の成否の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
家に住みながら売却をする方はとくに、生活の場を見てもらうので念入りな準備をおこなう必要があります。
内覧時の印象を良くするために、当日までにやるべき準備、当日の対応、内覧対応時の注意点について解説します。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら家を売却するときの内覧対応①準備について
まずは内覧前にやるべき準備について解説します。
売却活動をスタートさせたらいつ内覧の予約が入るかわからないので、早めから準備に取り掛かりましょう。
準備①スケジュール調整に対応できるように予定を空けておく
世の中に存在する数多くの物件のなかから、ご自身の物件を選んでもらい内覧まで繋がることは成約への大きなチャンスです。
内覧希望者が現れたらチャンスを逃さないためにも、相手の希望に合わせて内覧日程を組むことが大切です。
そのため売却活動の期間中は旅行などキャンセルがしにくい予定をできるだけなくし、いつでも内覧に対応できるように準備しておくと良いでしょう。
1人の内覧者が何度か内覧を希望することがあることも頭に入れておきましょう。
たとえば平日と週末それぞれの様子をみたい場合や、予定していた内覧日が悪天候だったので晴れている日に日当たりを確認したいなどが理由です。
家の購入は大きな金額の買い物なので、買い手は真剣に検討します。
内覧者の希望に寄り添った対応を心がけましょう。
準備②念入りに掃除する
内覧者を迎えるにあたり、掃除をおこなうことは大前提です。
いつも以上に綺麗に見せるために、物を減らしてできるだけ生活感が伝わらないようにしましょう。
生活用品や靴などが雑多に置かれている家と、物が少なく整理されている家とでは内覧者の家に対する印象は大きく異なります。
玄関やリビングは第一印象を左右する場所なので、物を減らしてすっきり見せると室内が広く見えて好印象に繋がります。
壁紙やフローリングを磨くこともおすすめです。
こびりついた汚れを落とし、きれいに磨いておくと明るい印象になります。
またキッチンやお風呂など水回りは、衛生面をしっかり確認する方が多いので入念に掃除しておきましょう。
長年に渡り染み付いてしまった汚れがある場合は、ハウスクリーニングサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
プロの機材や技術によって徹底的に汚れを除去してくれるので、満足度が高いでしょう。
有料のサービスではありますが、売却に繋がると考えれば費用対効果は高いと言えます。
内覧者は家の隅々まで確認して購入するかどうかの決断をするため、こまかい箇所まで入念に掃除をおこない、いつでも内覧できるよう準備しておきましょう。
準備③インテリアに統一感をもたせる
モデルルームや新築物件ではプロのインテリアコーディネーターによってインテリアを配置し、家の印象を高めています。
内覧者はさまざまな家を見て比較しているので、他と比べて劣って見えないようにインテリアに工夫を凝らすことがおすすめです。
しかしながら、すべての家具や生活雑貨を買い揃えることは現実的ではありません。
お金をかけずにおこなえるインテリアの対策をご紹介します。
●ラグやカーテンのテイストを揃える
●お風呂場やキッチンの詰め替えボトルの色・デザインを統一させる
●家で使用しているタオルの色を揃える
以上のような準備は比較的安価でおこなえて、好印象を与えられる対策です。
またインテリアに関する注意点として頭に入れておきたいことは、過度に飾り立てると室内が狭く見えてしまうという点です。
インテリアは過度に飾るよりも、シンプルに整理整頓することを心がけましょう。
家を売却するときの内覧対応②当日やるべきことについて
続いて、内覧当日におこなう準備についてご紹介します。
家の売却は内覧にかかっていることを心して対応しましょう。
当日やるべきこと①清潔なスリッパを用意する
内覧者に履いてもらうスリッパは清潔なものを用意しておきましょう。
スリッパの数は内覧者用だけでなく、不動産会社の担当者、家の持ち主の分も用意が必要です。
内覧者は、のちに自分の家になるかもしれないという視点を持っていることを忘れないようにしましょう。
スリッパを履かない状態で自分の家に入って欲しくないと思う方もいます。
普段スリッパを履く習慣がない方は忘れやすいポイントです。
内覧時に入室する人数分のスリッパを忘れずに準備しましょう。
当日やるべきこと②部屋を明るくする
室内を明るくするだけで、印象は良くなります。
普段の照明で不自由なく生活ができているとしても、内覧をおこなうにあたり電気を一新してみてはいかがでしょうか。
LED電球に変えたり、間接照明を導入したり、照明に工夫するだけで部屋が見違えるように明るくなります。
また窓ガラスや照明シェードが曇って汚れていると悪印象を与えるので、ガラスを綺麗に掃除して、しっかりと光を通しましょう。
当日はすべての電気をつけて、室内を明るくしましょう。
当日やるべきこと③アピールポイントを漏れなく伝える
内覧当日に、実際に住んでいた売り手と直接話せるということは内覧者にとって嬉しいポイントです。
この機会にさまざまな情報を聞きたいと考えているでしょう。
住んでいたからこそわかる情報を提供し、物件のアピールポイントを内覧者に伝えましょう。
近所の商業施設や学校の情報、ご近所付き合いの有無や治安の良さなど、地域の住みやすさについて伝えると良いでしょう。
聞かれたときに答えられるように、家だけでなく物件周辺のアピールポイントをまとめておきましょう。
家を売却するときの内覧対応③注意点について
最後に内覧をおこなう際の注意点について解説します。
すこしの不注意で売却機会を逃すことがないように注意点について気を配りましょう。
注意点①生活感を出さないようにする
生活感が溢れる家は、その他の条件が良いとしても内覧者の購買意欲が湧かない傾向があります。
「住人の靴はすべて靴箱に入れておく」「ダイニングテーブルにものを置かない」「洗濯物を見えないところに隠しておく」など、対策をしましょう。
売却準備として家全体をきれいに掃除することはもちろん、当日は生活が垣間見えるものはできるだけ見えないようにすることが大切です。
収納場所が限られている場合は、実家やレンタルスペースを利用するなど準備しましょう。
注意点②積極的にアピールしすぎない
注意点の2つ目として、過度なアピールを控えるということを覚えておきましょう。
内覧者は売主に押し売りされていると感じると、購入をためらってしまいます。
聞かれてないことについて長々と説明したり、常に内覧者の近くで案内したり、過度な対応はマイナスイメージに繋がります。
適度な距離をとって見守り、説明や案内を求めている場合に丁寧な対応をすることが大切です。
注意点③不確実なことを伝えない
内覧者に質問を受けた際、答えが曖昧な場合は不確実なことを伝えないということが注意点の3つ目です。
とくに売却金額や契約に関することは、内覧者と直接話すことは控えたほうが無難です。
「言った言わない」の揉め事はトラブルの種や、大事な契約が破綻になる原因にもなり得ます。
契約条件の交渉は不動産会社がおこなうか、不動産会社の担当者が同席しているタイミングでおこないましょう。
まとめ
家の売却をおこなうにあたり、内覧は成約に大きく関わるということがおわかりいただけたでしょうか。
家の印象を少しでも良くするために、内覧までの準備や当日の対応などは買主の目線を持っておこなうことが大切です。
家に興味を持ってもらった方に内覧で最後の一押しができるよう、良質な対応を心がけましょう。
不動産の窓口 メディア担当
明石で不動産を探すなら不動産の窓口におまかせ!ご家族一人一人の要望を叶える住まいをご紹介致します。新築・中古戸建て、マンション、土地などを多く取り揃えております。ご満足のいく物件探しのお手伝いのため明石市に関する情報などをご提供します。