マイホームを購入・売却するときは、不動産会社に仲介を依頼するのが一般的です。
住み替えの際は、購入と売却それぞれについて仲介依頼することになりますが、同じ不動産会社へ依頼したほうがスムーズに売買を進められます。
そこで今回は、同じ不動産会社に住み替えを依頼するメリット・デメリットについて解説します。
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弊社へのお問い合わせはこちら住み替えを同じ不動産会社に依頼するメリット
マイホームを住み替えるときには、以下の方法があります。
●売り先行
●買い先行
●売り買い同時進行
売り先行は、マイホームの売却を先に進める方法のことです。
売却後は新居が見つかるまでの間、賃貸物件などの仮住まいに引っ越すのが一般的です。
売却金を新居の購入資金に充てられる一方、2回分の引っ越しと仮住まいの家賃負担が発生します。
そして買い先行は、新居の購入を先に進める方法のことです。
自分のタイミングで新居へ引っ越せるメリットがあるものの、売却金を新居の購入費用に充てることはできません。
また、売却活動が長引けば新居と旧居の二重ローンなども負担になる恐れがあります。
このような経済的負担を最小限に抑えるためには、売り買い同時進行がおすすめです。
仮住まいの費用や二重ローンのリスクがなく、引っ越しも1回で済むメリットがあります。
売り買い同時進行を目指すため、住み替えの際は購入と売却を同じ不動産会社へ依頼するのがおすすめです。
同じ不動産会社に依頼すると、次のようなメリットがあります。
相談窓口を一本化できる
住み替えにあたり購入と売却を異なる不動産会社に依頼すると、それぞれの担当者と連絡を取り合わなければなりません。
不動産会社間で連絡を取り合うことはほとんどないため、自分で手続きの進捗を管理していく必要があります。
しかし、購入も売却も同じ不動産会社に依頼すれば、一度の連絡で両方の手続きに関する相談が可能です。
また、売買の進捗状況も担当者がすべて把握してくれるため、初めて不動産売却する方でも効率的に手続きを進められるでしょう。
売り出し前の物件を紹介してもらえる可能性が高まる
購入と売却を同じ不動産会社に依頼すると、物件を優先的に紹介してもらえる可能性が高まります。
通常の不動産売却では、不動産会社はインターネット広告や折込チラシなどを活用して広く買主を募ります。
しかし、不動産会社が抱える顧客のなかに購入希望者がいれば、広告を出す前の物件を紹介することも珍しくありません。
とくに、購入と売却を同時に依頼しているときには、条件に恵まれた物件を優先的に紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
売却と購入のタイミングを合わせやすい
不動産売却では、物件を引き渡すタイミングなどは買主の意向を尊重することが一般的です。
そのため、現在の住まいを引き渡すタイミングについては、必ずしも要望通りになるとは限らないでしょう。
しかし、不動産購入については買主の立場となるため、交渉次第では自由なタイミングでの住み替えが可能です。
売却と購入を同じ不動産会社に依頼すれば、双方の立場からタイミングをコントロールしやすくなるでしょう。
たとえば、現在の住まいを引き渡す日程が決まったら、それよりも前に新居を引き渡してもらえるよう日程交渉するなどのケースが考えられます。
同じ不動産会社なら両方のスケジュールを把握しているため、住み替えをスムーズに進めやすくなるでしょう。
住み替えを同じ不動産会社に依頼するデメリット
基本的に、住み替えは同じ不動産会社へ仲介を依頼したほうが良いケースがほとんどです。
しかし気を付けたいデメリットもあるため、売買したい不動産の条件などから仲介依頼先を決めるのがおすすめです。
そこでどのようなデメリットがあるのか、注意点とともに確認していきましょう。
不動産会社により得意・不得意がある
不動産会社によって、得意なエリアや取り扱える物件は異なります。
買いたい・売りたい物件の条件次第では、同じ不動産会社に依頼するとかえって時間がかかることもあるのが気を付けたいデメリットです。
そこで、仲介を依頼する不動産会社を決めるときには、過去の取引実績に注目してみてください。
似たような物件の取引実績が豊富な不動産会社なら、安心して購入・売却の仲介を依頼できるでしょう。
基本的には、それぞれのエリアに精通した不動産会社へ依頼するのがおすすめです。
遠方の取引に対応している不動産会社もある
売買したい不動産のエリア外にある不動産会社でも、出張などで対応できる場合もあります。
たとえば、不動産情報サイトに掲載されている物件の多くは、掲載元の不動産会社以外からでも購入可能です。
さらに、売主と買主が同じ不動産会社へ仲介を依頼する必要もありません。
すでに買いたい物件は自分で見つけており、売買契約の手続きをおこなうために仲介だけを依頼したいといったケースでは、同じ不動産会社へ依頼しても問題ないでしょう。
ただし、現地対応が必要になったときには、仲介手数料とは別に交通費などの実費は発生する点に注意してください。
売却するエリアの不動産会社がおすすめ
マイホームの住み替えが上手くいくかどうかは、現在の住まいの売却がスムーズに進むかどうかで決まります。
そこで、遠方への住み替えをおこなう場合には、売却するエリアにあるほうの不動産会社へ仲介を依頼するのがおすすめです。
前述のとおり、購入だけなら自分で選んだ不動産会社に仲介を依頼しても、大きな問題は起こりません。
しかし売却については、エリア内の不動産事情に精通している地元の不動産会社のほうがスムーズに取引を進められるでしょう。
同じ不動産会社に住み替えを依頼しなくても良いケース
同じ不動産会社に住み替えを依頼したほうが良いのは、不動産売却と購入を同時に進めたいときです。
そのため、売却と購入のタイミングを合わせる必要がないケースでは、同じ不動産会社に住み替えを依頼しなくても問題はありません。
具体的には、以下のケースに該当するときは必ずしも同じ不動産会社でなくても良いでしょう。
新居の購入を先に進めるとき
新居の購入を先に進める買い先行のケースでは、同じ不動産会社に依頼する必要はありません。
それぞれのタイミングで、不動産会社に購入と売却を依頼します。
ただし買い先行では、マイホームの売却金を新居の購入資金にあてることはできません。
また、現在の住まいと新しい住まいのローン支払いが重なる二重ローンのリスクにも注意が必要です。
不動産売却は半年や1年以上かかることも珍しくないため、少しでも早く売却を済ませたいときには、同じ不動産会社への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
仮住まい先でじっくり新居を探したいとき
すでに賃貸物件などの仮住まいを確保しているケースも、同じ不動産会社へ依頼する必要はありません。
なお、不動産売却を依頼するときは、売りたい不動産が所在するエリアに精通している地元の不動産会社に依頼するのがおすすめです。
地元の不動産会社なら、不動産売却に関するノウハウを豊富に有しています。
また、購入予定の物件情報についても、その地元の不動産会社のほうが詳しいことが多いです。
そのため、住み替え先が遠方にあるようなケースでは、そもそも同じ不動産会社では売却と購入の対応か難しいこともあるでしょう。
このようなケースにおいても、売却と購入はそれぞれのエリアで営業している不動産会社への依頼を検討してみてください。
まとめ
多くの場合、マイホームの住み替えは購入も売却も同じ不動産会社へ依頼することをおすすめします。
とくに同一エリア内での住み替えは、手続きを円滑に進めるためにも同じ不動産会社へ依頼すると良いでしょう。
売り買い同時進行で住み替えしたい方も、まずは購入と売却の両方に対応している不動産会社へ相談してみてはいかがでしょうか。
不動産の窓口 メディア担当
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